TOEFL ITP対策、参考書、ICレコーダー、学習方法

意外と、TOEFL ITPを受ける必要がある人は多いんじゃないかな。大学院入試(僕もそれ)、大学の査定とか。僕が効果的だと思った勉強法、参考書を紹介。
しっかりやれば550は確実に行くと思う。それより先は知らない。

まずTOEFL ITPは
・リスニング
・ストラクチャー(文法)
・リーディング
に分かれています。
点数の上がりやすい順に
ストラクチャー>リーディング>リスニング だと思う。

・ストラクチャー
ストラクチャーは、かなり特徴的なので、TOEFL専用の問題集でさくさくこなしていったほうがいい。
僕のお勧めの参考書は、これ

TOEFL TEST英文法徹底対策

TOEFL TEST英文法徹底対策

この本は、問題のどこに目をつければいいのか詳しく書いてあるので、一冊丸暗記するつもりで。訂正問題など、「Bが間違ってるからA、C、Dは正解」みたいな納得できない解説をする参考書があるが、この本はそんなことはない。
この本を完璧にしたら、問題集をこつこつとこなす。同じ問題を4回ぐらいやれば(時間を短くしながら)ほぼ文法問題は完璧になると思う。

・リーディング
なんといっても単語が命。大学受験まで「単語は文章の中で覚えればおk」と甘く見ていたが、一度単語を覚えてしまうと、文章の読みやすさが格段に違ってくる。変なプライドは捨てて覚えちゃったほうがいいと思う。単語集は

TOEFLテスト英単語3800 (TOEFL iBT大戦略シリーズ)

TOEFLテスト英単語3800 (TOEFL iBT大戦略シリーズ)

を使った。他の本を使ったことがないので分からないが、iBTでもITPでもこの本からバシバシ単語が出てきてかなり読みやすかった。また、TOEFLは単語の意味を問う問題が出題されるが、その問題もこの本からかなり出題される。

単語を覚えたら市販の問題集をこつこつこなす。(もちろん時間を計ること)問題の質をどうこう言う前に、文章を覚えこむくらい何度も解く。

・リスニング
最大の鬼門。勉強すれば上がるとは限らないが、勉強しなきゃ絶対に上がらない。といった感じ。僕はパートBとCは捨ててパートAの文章を徹底的に聞いた。そこでお勧めなのが、このICレコーダー
[rakuten:kbest:10000338:detail]
これのいい点は。
・倍速、遅く聞くことができる。(ipodとかでは不可)
・1秒前、3秒まえといった少しだけ戻ることができる
・同じ箇所を繰り返し聞くことができる。ABリピート。(ipodとかでは曲の繰り返しはできるが一部分の繰り返しは出来なかったと思う)
・専用のソフトがいらない(itunesなどが必要ないので、どのパソコンでも曲を入れることができる)
・自分の声を入れることができる(speaking対策になるかな)
・乾電池で動く(電池が切れてもコンビニで買えばおk)

使ってみての感想はこんな感じ。壊れても同じのを買うだろう。
sonyのICレコーダーも考えたけど、
・USB充電だから電池が切れたらそこでおしまい。
・専用ソフトがないとデータを入れられない。(これは実際かなり不便、自分のパソコンじゃないとデータを入れられない)
っていうことがネックになって今回は買わなかった。大正解!!

リスニングの参考書は絶版のものを使っていたのでおすすめできないが、「何を聞くか」より「どのくらい聞くか」が大切。
何度も何度も同じ教材を聞くことが大切。
僕はパートAの問題を
一回目・・・普通に解く
二回目・・・ディクテーション
三回目・・・問題解きながらシャドーイング
とやった。ディクテーションは、聞こえたものをそのまま書くというより、一文を耳で暗記して、一時停止して書き込み、もう一回音声流して確認って感じでやった。

実際、院試のリスニングで「遅い!!」って思うことが出来たから、この勉強法はそこまで間違ってないと思う。

参考になれば。